こんにちは、田中 宏樹です。
「何でもネガティブに考えてしまって気分が落ち込むことが多い」
「ポジティブな思考になりたい」
そのようなご相談を受けることがよくあります。
ネガティブ思考はどのようにできるのでしょうか。
また、ポジティブ思考はどのように作るのでしょうか。
今日はそんなお話をさせていただきます。
ネガティブ思考のでき方:高い場所が怖い
子供の頃、高い所が好きでよく遊んでいたが、ある日、高いところから落ちて大怪我して痛い思いや恐い思いにあうと、怪我が治っても高い所が恐くなったりします。
このように、人の感覚は体験を通して作られます。
柵のある高い場所で、落ちることはないとわかっていても、一度そのような痛い思いや恐い思いをした体験があると、恐ろしくなってしまうことがあります。
頭では柵があるから落ちることはないと分かっていることと、心で感じる恐ろしいという感覚は別ものになります。
頭で分かっていても恐いものは恐いわけです。
ネガティブ思考のでき方:人に嫌われるのが怖い
それと同じく、人間関係で傷つく経験をすると、別の人との関係でも恐れを伴うことがあります。
たとえば、子供の頃にいじめられたり無視されたりなど、人に嫌われたという心が痛む経験をすると、人に嫌われる恐れが出てきてきます。
大人になり社会人になって出会う人で、「優しい方だからいじめをするような人ではない」と頭ではわかっていても、子供の頃の「人に嫌われる恐れ」という感覚や感情が出てきて、人間関係を築いていくことが恐くなってしまいます。
それは、子供の頃に高い所から落ちて大怪我するなど、痛い思いや恐い思いをすると、怪我が治っても高い所が恐くなってしまうのと同じ感情や感覚の問題です。
このように、恋愛や職場の人間関係などで出てくる感情や感覚は、過去の体験が大きく関わっています。
ポジティブ思考の作り方
逆に、前向きな考え方になりたいと思えば、ポジティブな体験をすることで、ポジティブな感覚や感情が作られるということです。
たとえば、ご自身で「人にどう思われているかすごく気になってしまうから、自分の気持ちを伝えるのって難しいんだよなぁ。」と心の中で思っていたとします。
ところが、「私は人にどう思われているかを必要以上に気になってしまうんだ。」と人に打ち明けてみたところ、
「私も気になって本音で話せなかったりするよ。」
「みんなそういう気持ち、どっかにあるよ。」
「私もそんなところあるよ。大丈夫だよ。」
というように、飾らない自分を受け入れられたという体験ができたとします。
このような体験が「今の自分で大丈夫なんだ。」というポジティブな感覚を作ります。
そうすると、その感覚が恋愛や職場の人間関係などで生きてきます。
これから関わっていく人達との関係でも、「今の自分で大丈夫なんだ。」という感覚で接することができるようになるので、楽な感覚になり今よりもずっと生きやすくなります。
一人でお悩みではありませんか?
「ポジティブな思考になりたい」
そのようなご相談を受けた場合、我孫子メンタルヒーリングルームでは、さまざまな物事の成功体験を積む中で、ポジティブな感情や感覚を体験していく方法をご提案させていただいております。
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心理カウンセリングとサービカル心理安定療法を組み合わせたプログラムを実践することにより、心理カウンセリングだけだと改善しないお悩みや症状も、ご相談者様が潜在的に持っている力を引き出し、改善効果を飛躍的に高めることが可能です。